
日頃より、ゲシュマック及び日向あ・じ・豚をご愛顧くださりありがとうございます。
この度、10月15日に行われた「農林水産祭中央審査委員会」において、平成21年度農林水産祭の天皇杯受賞者として、あじ豚生産グループの第一人者である「有限会社 宮崎第一ファーム」の代表・山道義孝が畜産部門の天皇杯に選賞されました。
※平成21年度(第48回)農林水産祭天皇杯とは
過去1年間(平成20年8月~21年7月)の農林水産祭参加行事において、農林水産大臣賞を受賞した514点の中から決定されます。
表彰は、勤労感謝の日11月23日(月)11時30分から明治神宮会館で開催される農林水産祭式典において行われます。
天皇杯受賞理由概要
農林水産省 (財)日本農林漁業振興会 プレスリリースより
銘柄豚肉の開発、生産グループの組織化等による体質強固な養豚経営
受賞者氏名 |
山道 義孝
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所在地 |
宮崎県児湯郡川南町
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出品財 |
経営(養豚)
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受賞理由
地域の概要 |
宮崎県川南町は日向灘に面した宮崎県のほぼ中央に位置し、県内でも有数の農業地帯である。特に畜産が農業全体の7割を占めている。冬季間は温暖な気候に恵まれるが、夏季は高温多湿で台風の通り道となっている。
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受賞者の取り組みの経緯と経営の現況 |
山道義孝氏は昭和44年に20歳弱で母豚7頭の繁殖経営からスタートし、昭和47年には(有)宮崎第一ファームを設立した。以後徐々に増頭して母豚300頭の一環経営に移行した。平成12年には母豚450頭規模まで増頭することとし豚舎を増築した。その後、無理をせず豚にやさしい環境で健康的に飼養することによって、消費者ニーズに合致した高品質な豚肉の生産に努めることを経営方針の中心に据え370頭まで縮小。現在、高い生産性と安定した収益性を実現している。
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受賞者の特色 |
(1)ブランド豚肉「あじ豚」の開発
豚肉の品種の組み合わせについて、同一品種でも「系統」まで吟味して交雑方法を統一し、また、血統とともに肉質に大きく影響する配合飼料についても飼料メーカーと共同して独自の肥育仕上げ用飼料を開発することにより高品質なブランド豚肉「あじ豚」を開発した。 (2)体質強固な養豚経営の確立
飼養環境を改善することにより母豚のストレスを軽減し、極めて優れた繁殖成績を実現した。また、管理獣医師による衛生プログラムを導入して健康な状態で飼育管理することにより、事故率を低下させ高品質なブランド豚生産を高い生産性のもとに実現した。 さらに、年間統一した枝肉販売価格の設定や飼料の一括購入による購買条件の改善により収益性を向上。自己資本率も平成19年度の53%から平成20年度には57%に高まっており、財務面での安定性も大変高い水準にある。 また、出品財とは別に、直売所と直営レストランを営業しており、「あじ豚」需要の安定化、加工品販売による収益増、消費者ニーズの把握を行っている。 (3)「あじ豚」生産グループの組織化と抜群のリーダーシップを発揮
「あじ豚」生産グループの構成員が生産する豚肉の斉一性を高めるため、グループ内に対しては種豚、交雑方式、飼料の統一を求める一方で、豚肉価格や配合飼料価格の有利な取引条件を業者から取り付け、さらには「あじ豚」の営業活動や販売促進、お得意様へのアフターケアやクレーム処理も自らが先頭に立って実行する等、抜群のリーダーシップを発揮している。 |
普及性と今後の発展方向 |
優れた品質の豚肉を生産するグループと、信頼感をもって購入できる豚肉を求めるユーザーのマッチングにより、安定した収益が確保できる養豚経営を実現した成功事例として評価され、他の地域でも普及性を有するものである。
今後は、「あじ豚」のさらなる美味しさを追求し、ブランド力を高めるとともに、高温多湿な南九州における飼養管理を見直し、アニマルウエルフェア(快適性に配慮した家畜の飼育管理)の考え方に対応した飼養形態に移行していく。
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